勢いでブログを始めていくつか記事を投稿しましたが、まだまだ方向を模索中です。
模索ついでに記事を量産すべく、本日は「私とRPA」をテーマに書いてみようと思います。
といっても、ややポエムのような内容になりますので、よろしければご笑覧ください。
私の仕事とRPA
経理マン兼RPA市民開発者兼利用促進担当(仮)
現在の私の仕事を整理すると「経理マン兼RPA市民開発者兼利用促進担当(仮)」あたりが適切かと思います。
とはいえ、経理部門にいるだけで、皆さんが想像するような基幹システムに仕訳を投入したり、税務申告したり、銀行から資金調達したりといった経理っぽい仕事はしていません。
なので、正確には経理マンとはいいがたいのですが、一応経理部門には所属しているので”経理マン”ということにしています。
※残念ながら、経理部門に紐づくIT人員ですらありません。念のため。
この兼務が積み重なっている感じ、客観的にはかなりアホみたいなのですが、おそらくユーザー部門でRPA推進担当をされている方には共感頂けるかと思います。
割と大事なことをやっているはずなのに、一応会社の方針にのっとった動きなのに、選任になれない感じ。
うーん、マンダム(意味なし)。
RPA利用推進の活動については、一応部門長には報告して正式に業務として認められていますが、特にKPIや予算を与えられているわけでもなく、完全に趣味の延長みたいな扱いになっています。
この活動を盾にして社内で調達できる最も良いスペックのPCを手に入れたので、その点は「ヨシッ」
なぜRPAに取り組むのか
私、ダメなんです
そんな兼任で、趣味の延長扱いまで引き受けてRPA利用推進をする意味はなんなのか。
一言でいうと「自分が苦手な仕事をRPAに押し付けられる社会でないと生きていけない!」という危機感です。
私、結構ダメ人間でして、
- 出かける前に何度も持ち物を確認するのに、何か忘れている
- メール即レスとか絶対無理。
- 決められた日に決められた提出物を出すの苦手
- マニュアル見るの嫌いなので飛ばしてやって失敗する
・・・など、枚挙に暇がないほど、「普通の人が普通にできること」が苦手です。
創造的な活動や、スポットでアドリブを利かせるのは比較的得意なのですが、繰り返しの単調な作業となるといよいよ駄目でモチベーションが明らかに下がるという厄介な性格でもあります。
そんな弱点をどうするか悩んでいたところに出会ったのがRPAでした。
RPAを頑張ろうと思った理由は様々あるのですが「こいつに俺が苦手なことやらせたらいいんじゃね?」と思ったのは強い動機付けになりました。
RPAと協働する社会へ
RPAの売り文句のひとつに「単調な仕事はRPAに任せて、人間は付加価値の高い仕事をしよう!」みたいなのがあります。
この文句について「単調な仕事しかできない人もいる」というような話も上がることがありますが、私の場合「単調な仕事こそできない人」なので、そういう仕事が幅を利かせる社会では生きていけないのです。
自分がその仕事を生み出しているのでなくても、社会に「神Excel」に「手入力」みたいな仕事が残っている限り、私のもとに降るその手の仕事は已むことはないのです。
自分の生きやすい社会を作るためには、少なくとも世のデジタル化が進み、手作業が減り、繰り返し業務が極小化されていなければならない。
私がRPA推進で実現できることはごくわずかかもしれません。そもそもRPAではなく別の手段が望ましい場合もたくさんあります。
ただ、私が好きで続けられているのがRPAなので、この取り組みによって少しでも社会が、とりあえず会社が良くなっていけばいい。
そんな思いでたくさんの兼務を抱えつつ、今日もRPA推進の旗を振っています。